(コロナ禍前の話)
読み方は「たかこ駅」である。
駅近に新興住宅地があり、人口もそれなりにありそうだ。
しかし、イメージと違うが、一日の乗降客は50人程度の無人駅である。
恐らく車通勤の人が多く、鉄道は使わないのだろう。
この「高子駅」を降りて、10分程度歩くと、高子館跡に着く。
その中村一族の「中村常陸入道念西」が、伊達氏の始祖である伊達朝宗とされている。
「中村常陸入道念西」が、源頼朝の「奥州征伐」で功を上げ、恩賞として伊達郡を貰い受け、後に高子岡に居住するのだ。
そのときに姓を「伊達」とし、鎮護の神として亀岡八幡宮を祀ったとされている。
1189年(文治5年)の奥州征伐であるから、ずいぶん歴史は古い。