3万ペソで楽しく暮らす

住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

ちょっと辺境(海外旅行)

「故郷」へ帰る日は、もう来ない

「故郷」 そうカッコつきの「故郷」 そこに、私は暮らしていた。馴染んでいた。苦楽を共にした。地獄のような日もあった。そういう「故郷」、つまり本当の故郷ではないが、事実上の故郷のような場所。日本国内であれば、A市やB市、海外であれば、ブエノスア…

インドのエンジニアから学んだこと・・・三度(みたび)インドのエンジニア来日

三度、みたびである。インドのエンジニアが来日したのは。 慣れていない。慣れていなかった。 つまり、その話を聞いた時は、暗い気分になった。 「また、英語で毎日仕事をしなければならいのか」 「日本語でも、限界なのに、英語で仕事をしなければならない…

インドの旅5(シク教の聖地アムリトサル)

シク教の聖地「アムリトサル」 そこには「ゴールデンテンプル」と言われている寺院がある。 池の中に浮かぶ寺院であり、思い出深いところの一つである。 シク教の聖地(ゴールデンテンプル)

インドの旅4(デリー)

デリーの「インド門」 戦死したインド陸軍の兵士7万人の慰霊の門とのこと。 下町は、活気に満ちている。 インド門 デリーの下町

インドの旅3(タージマハル)

インドエンジニアと仕事をして思い出したインドの旅。 ここも懐かしい。タージマハル。 ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、妃である「ムムターズ・マハル」のために造らせたという。 タージマハル

インドの旅2(カジュラホ)

インドの旅の続き。 カジュラホの彫像。 ここも有名観光地の一つ。 カジュラホの寺院

インドの旅1(バラナシ)

インド出身エンジニアと一緒に仕事をして思い出すのはインドの旅である。 昔、私もインドに行ったことがある。 バラナシ(Varanasi)(ワーラナシー) よくある風景。懐かしい。 私にとっては暑すぎ。疲弊した。 バラナシ

耳コピ語学

「耳コピ」とは、本来は、音源を聴いて、それを演奏したり、譜面に起こしたりする作業のことをいう。 子供の頃、いや22歳ぐらいまでは、語学が大の苦手だった。 英語なんて、全くできなかったといってよい。日本の受験では、英語の点数の割合が高いから、私…

インドのエンジニア(スーパーエリート)

インドのエンジニアは、(一般的な日本人には馴染みが無いと思われるが)超有名企業の所属である。インド国内であれば、その社員証を見せるだけで、皆が平伏すような、「現代のカーストの頂点」にいるような人々だ。私のようなザコと違って、給料もよい。は…

インドからエンジニアの来日

2025年3月。 3週間インドのエンジニアが来日して一緒に仕事をした件は、既に書いた。 bp-en.hatenablog.com 2005年6月、7月。 別のエンジニアが6週間ほど来日している。今度のエンジニアは、私と担当内容が(かなり)近く、会話も弾む。朝から晩まで英語で会…

イスラエルとイラン

テレビを持っていないので、ネットからの知識でしかないが、イスラエルがイランに本格的な攻撃を開始したという。 暗い気分である。日本にも多大な影響を与えるだろう。 場合によっては日本も戦闘に巻き込まれるのでは、という懸念を抱く。 両国とも訪問した…

世界でいちばん美しい歌をあなたのために書きます(Te voy a escribir la cancion mas bonita del mundo))

La Oreja de Van Gogh 「ゴッホの耳」 言ってしまえば、「偶然」でしかない。 だが私にとって、忘れることができない人たちである。 そのなかでも、ボーカルのAmaia Monteroの溢れる才能は、私を魅了した。 彼らが圧倒的に人気があることは、私には分かって…

インドの仕事雑感5

インドの英語 「サマール」あるいは「スマール」 英語である。 この意味わかりますか? thermal (熱)かと思ったね。私は。 だが違った。 私「その【サマール】って熱いやつ?」 エンジニア「熱いと言えば熱い。日本のサマールシーズンは何時か?」 私「サ…

インドの仕事雑感4

インド人エンジニアが日本に来て作業をするので、仕事のやり方を教えてくれという。 しかし、私の会社が、渡航費、滞在費、人件費などを負担している。 つまり、こちらがカネを払って、仕事を教えているという構図である。 日本人の給料は、削減できるだけ削…

インドの仕事雑感3

味噌の話 ある日、仕事が終わり帰り際に、インド人エンジニアに「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」と言われた。 「ん、何でも聞いてみて下さい」というと(仕事のことだと思った) 「ミソって何が美味い?」 「え?ミソ??」 仕事の話だと思っていたら…

インドの仕事雑感2

インド人エンジニアが来日して一緒に、3週間強、仕事。 インド人は、土日に、観光地へと繰り出し、それなりに楽しんだという。 そして私は体調不良で、3週間とも土日は寝ていた。 勢い溢れるインドと、疲れ果て、貧乏になる日本を象徴するような出来事だった…

インドの仕事雑感1

3月から4月にかけて、私はインド出身のエンジニアと一緒に仕事をしていた。 期間は、3週間強。 しかも、その「仕事内容」は、そのインド人エンジニアに、仕事を説明して、仕事を手伝ってもらうというものだった。何でインドなのかという疑問はあるが、私に白…

コロンビアの思い出(Que Te Sueño Y Que Te Quiero Tanto.)

こんな歌を聴いていた。 Que Te Sueño Y Que Te Quiero Tanto. あなたのことを夢見ている あなたのことをすごく愛している www.youtube.com このMVの冒頭に「バランキージャへ ようこそ」という意味のスペイン語が映る。そして、このMVの内容は、バランキー…

旅のロシア語

「世界一周の旅」に出たときに、持ち歩いていたのが「ロシア語会話集」だった。 中央アジアには行ってみたいと思っていたから、ロシア語は役に立つに違いない。 というのがその理由だ。 結果的に、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアに先に行って、そ…

ウクライナの旅(その10)ウクライナ雑感

※「ウクライナの旅」は、2023年に原稿を書き、2025年2月に一部修正したものです。 ウクライナは、私が旅をしたとき情報が少なかったこともあり、とても苦労をした。 国境の公務員、宿のフロント、駅の切符売り場、車掌、警察官。 そういう「権力」を持った人…

ウクライナの旅(その9)さらばリヴィウ

リヴィウで印象的なのは他にもあり、その一つは、郊外にある「リヴィウ民族建築民俗資料博物館」である。 まずは、バスターミナルに行って、夜行バスのチケットを買った。ポーランドの「クラコフ」行である。一旦、「自由主義」陣営の国に戻って、体制を立て…

ウクライナの旅(その8)リヴィウは楽しいカトリック文化圏

(1グリブナ≒25円) リヴィウに着いてから、宿にチェックインし、オペラ劇場に向かう。 プログラムを確認した。 今日のプログラムは何だろうか・・・ 「Лебедине озеро」と書かれている。 運がいいぞ。 ウクライナ語なのかロシア語なのか分からないが、これ…

ウクライナの旅(その7)リヴィウに向かう寝台列車

(1グリブナ≒25円) シンフェロポリの簡易宿泊所は中々のものだった。 深夜まで大きい音で、テレビをつけっぱなしにする人。その人は、朝10時でも一人で寝入っている。 0時半頃、チェックインしてきた人。イビキの巨大な音。これは生理現象だから仕方ない。 …

ウクライナの旅(その6)チケットに因縁あり列車に乗れない(ワイロ払えば乗せてやるけどね)

(1グリブナ≒25円) ヤルタには黒海を望む場所にマクドナルドがある。米国の影響力が強いと思われるこのフードチェーンが、ヤルタにあるのが意外だった。そのマクドナルドは、繁盛しているようだ。リゾートを楽しむ客で溢れている。私はそこでソフトクリーム…

ウクライナの旅(その5)クリミア半島のヤルタ観光

(1グリブナ≒25円) ヤルタは、観光資源が充実している。 最も有名なのは、「ヤルタ会談」がおこなわれた、リヴァーディア宮殿(リヴァディア宮殿)だろうか。 ここでの会談で、日本の運命が大きく変わったという、そういう場所である。(日本だけでなく、多…

ウクライナの旅(その4)クリミア半島でも罵声を浴びる

(1グリブナ≒25円) シンフェロポリは、クリミア半島の中心都市であり、真中よりやや南側に位置している。その駅前にある「マクドナルド」附近からトローリーバスが発着している。 近くのカッサで切符を買う。料金10.2グリ、荷物代1グリ。所要2.5時間程度。 …

ウクライナの旅(その3)シンフェロポリ駅の宿泊所で眠れ

(1グリブナ≒25円) キーウからシンフェロポリに向かう寝台列車に乗る。キーウ発0:38、シンフェロポリ着16:50。つまり16時間以上も乗車することになる。国土が広いのだ。料金38グリ(950円)。シーツ代を車内で徴収される。(8グリ≒200円)。寝台なのに、他…

ウクライナの旅(その2)キーウでカネを盗られそうになる

キーウは、とにかく人が多いというのが、第一印象だ。特に駅の周辺は。地下鉄もあるし、大都会である。そして物価も高く、安宿でも3000円ぐらいはかかる。当時は、ロシアルーブルも高かったし、モスクワの物価は世界最高レベルだったから、ウクライナも同様…

ウクライナの旅(その1)オデーサで罵倒される

(本原稿は、2023年秋に書いたものです。一部加筆) 2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻したという報道に接したとき、私が真っ先にしたのは、【銃】の扱い方をネットで調べたことだった。 いつか日本も侵略軍に蹂躙されることがあったら、闘うという選…

モハーチの戦い(Mohácsi csata)

モハーチ ハンガリーの歴史、あるいは、中欧、オスマン帝国の歴史では重要な場所である。 個人的な体験 モハーチについての個人的な体験は、中欧への旅。このときは、チェコやポーランドの旅で、モスクワ経由アエロフロート便に乗った。この便は、比較的安い…