3万ペソで楽しく暮らす

住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

ちょっと辺境(海外旅行)

ロシアの仏教寺院(ブリヤート共和国ウラン・ウデ)

ロシアのブリヤート共和国。 その「首都」は「ウラン・ウデ」である。 ここは、バイカル湖の南東100キロ程度の位置にある。 人口40万人程度。 ロシアと言っても、シベリアは、モンゴル系もいて、ブリヤート人はまさにそうだ。 ブリヤート人は、仏教を信仰し…

サラエボ事件の現場(第一次世界大戦の引き金)

(これも10年以上前の話) ボスニアヘルツェゴビナの首都「サラエボ」。 ボスニアヘルツェゴビナは、ボシュニャク人(イスラム教徒:ムスリム)、クロアチア人、セルビア人など入り乱れる複雑な政治事情を持った連邦国家である。 そのサラエボを訪問したとき…

駐ベオグラード中国大使館誤爆事件の現場に行ってみた話

(これも10年以上前の話) 駐ベオグラード中国大使館誤爆事件 ベオグラードに行った時、旧中国大使館に行ってみた。 ここは、駐ベオグラード中国大使館「誤爆」事件の現場である。 本当に「誤爆」だったのかは分からないが、故意にやった可能性も高い。 少な…

ボリビア共和国の「ひな祭り」

南米。 ボリビア共和国。 サンタクルス市郊外に、沖縄移住地がある。 そこは「コロニア・オキナワ」として知られている。 雛祭りが近づくと、そのことを思い出すのだ。 -------------------------------------------------------------- こんな歌が聞こえて…

ウズベキスタンの日本人墓地(抑留の果て)

タシュケント タシュケントには「ヤッカサライ墓地」があって、そこには、79名の日本人が眠っているとされる。 それは、太平洋戦争後、ソ連軍に連行され、ウズベキスタンに抑留された日本人兵士たちの墓である。 ウズベキスタンの「日本センター」にある資料…

ブルガリア共和国の「半額定食」

(10年以上前の話・・・他の海外ネタも同様) ブルガリアでは、「犯罪」にも遭ってしまい大変な思いをしたことがあるが、 その食事と、人々の素朴な親切さは、心に残るものがある。 泊まった宿の近くにあったのが、ブルガリア料理の店。 この店は、閉店前の…

【ウマイヤ朝の旅】イエルサレムの岩のドーム(「ウマイヤ朝」の建築)

イスラーム三大聖地というと、下記とされているようだ。 カアバ(カアバ神殿)(メッカ) 預言者のモスク(メディナ) 岩のドーム(イエルサレム) この中で、異教徒(ムスリム以外)が簡単に行くことができるのは「岩のドーム」だろうか。時間帯によっては…

【ウマイヤ朝の旅】ウマイヤド・モスク(ダマスカスのマスジド・ジャーミイ「金曜モスク」)

「ウマイヤ朝」の話が出たが、やはりダマスカスの「ウマイヤド・モスク」を紹介せずにはいられない。 bp-en.hatenablog.com シリアの首都「ダマスカス」にあるマスジド・ジャーミイ(「金曜モスク」)とも呼ばれるこのモスクは、イスラームのダマスカス征服…

チュニジア・カイラワーン(ケロアン)への旅(ウマイヤ朝)

アゼルバイジャン →イエメン →イラン →(シーア派) →ヒズボラ →レバノン →カルタゴ →チュニジアと話が続いた。 チュニジアの旅の話を書いていて、思い出したのは、ウマイヤ朝のことである。 チュニジアにカイラワーン(ケロアン)という街がある。 ここには…

カルタゴへの旅(チュニジア)

レバノン共和国の項で説明したフェニキア人の植民都市のカルタゴ。 現在は、チュニジア共和国である。 カルタゴというと、ローマ(※)とカルタゴの戦争として、「ポエニ戦争」が知られている。 (※)「帝国」になる前のローマ 第一回:前264~241 第二回:前…

レバノン共和国の旅(フェニキア人、カルタゴ、バールベック、ヒズボラ)

イラン、アゼルバイジャン、シリア、イエメンなどのシーア派について書いてきたが、シーア派というと、レバノン共和国の「ヒズボラ」を思い出す人も多いことだろう。 そのレバノンは、フェニキア人の故郷でもある。 古代地中海の歴史を俯瞰すると、フェニキ…

RUNイラン(イランを駆けろ)

※「RUN IRAN」というのは、イランのバス会社の標語。 アゼルバイジャン(シーア派が多数派)、イエメン・フーシ派(シーア派)、そしてシリアの「アラウィー派」(シーア派の一派)と、シーア派の話題が続いていたが・・・ シーア派の盟主イラン。 そのイラ…

イエメンの元首都「タイズ」の思い出(フーシ派とは直接関係ない)

イエメンで米軍がフーシ派への攻撃を実行したという報道に触れて、思い出すのはイエメンに行った時のことである。 (本記事の内容は、フーシ派とは直接関係はありません) イエメンの南西、山がちな地域にある「タイズ」。 その街は、1918年から1962年まで、…

アゼルバイジャンのマクドナルド

マクドナルドの値上げの報道に触れて、思い出したのはアゼルバイジャンの首都バクーでの出来事である。 イランを旅してから、アゼルバイジャンにバスで入国した。 バスは乗車時間が長いので、私は飲食を抑制していた。 イランからアゼルバイジャンに入国する…

聖書を愛読していた頃

聖書について、いろいろな思い出がある。 中学生ぐらいの頃、聖書を読んでみようと思い立ち、読み始めたが、全く面白くもなかった。理解できず、苦痛を感じていたぐらいである。 その後、会社を辞めて「世界一周の旅」に出る機会があり、そのときにふと思い…

「エビフライ」とブエノスアイレス

2024年1月2日 今日も、実家で手伝い。 エビフライとカキフライを揚げる。 また「食事会」の片づけの続きなども対応する。 揚げ物は、温度管理をきちんとやれば、それなりのものが作れる。 そして、揚げ物をすると幸せな気分になるのだ。 それは「あの記憶」…

シリアのクリスマス その2

シリアのダマスカスでのクリスマスの続き。--------------------------------------------------------------【1.ダマスカス旧市街】 乾いた風が、やけに冷たく感じられる。それが頬を過ぎると、耳の冷たさが強く感じられた。 「聖アナニア教会」の近くが…

シリアのクリスマス その1

クリスマスが近くなると思い出すのは、 シリアのダマスカスでのクリスマスのことだ。 歴史的な経緯もあって、シリアには少数だがキリスト教徒が居住する。 ロシアが、シリアの「アサド政権」を支援するのも、キリスト教徒の存在があるからとも言われる。また…

イギリスへ宛てたクリスマスカード

毎年、イギリスにクリスマスカードを出している。 学生時代に、イギリスの「ある町」にホームステイをしたことがある。 そのときの数週間は、まるで夢の中のような出来事だった。 毎日毎日、新しい出来事があり、日本での1年ぐらいの体験を数週間でしたよう…

ウクライナで見た新幹線(写真は本物)を思い出したこと

2006年にウクライナに行った時に見た「新幹線」の話を思い出した。 なぜなら「ウクライナが日本の新幹線に関心」というような記事を読んだからだ。 「ウクライナ」「新幹線」・・・ ん、何か心に引っかかるものがある。 しばらくして思い出した。この写真。…

桜の季節に思い出すこと(南米チリの「桜」)

桜の季節になると、思い出す出来事がある。 南米チリ。首都サンティアゴ(サンチャゴ)。 ピンク色の花が、街中で咲き乱れていた。 風に揺れてヒラヒラと花びらが舞い落ちる。 現地の人の話では、スモモの花だということだったが、私の目には、桜のように見…

3万ペソとは

3万ペソ。 「ペソ(peso)」とは、スペインの影響が大きい国の通貨単位の一例である。100分の1の補助単位としては、「センターボ(centavo)」が使われることが多い。「ペソ」も「センターボ」も、私にとっては極めて身近な存在である。 アジアでは、フィリピン…

ブエノスアイレスのLa Playa(浜辺)

ブエノスアイレスに滞在していたときに知ったのがLa Oreja de Van Gogh。何年も前のことなのに今でも忘れられない。 今日もLa Playa(浜辺、砂浜、ビーチ)という曲を聴いている。この曲を聴くと、あの頃のことを思い出してしまう。スペイン語。優しく力強い…