読書日記
近代史は「政治的」でもあり、非常に扱いが難しいと思っている。 「公文書至上主義」をスタンスとしている著者。 「トンデモ本」の類かと持ったが、米英豪加瑞(アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、スイス)での研究生活がある。現地で「公文書」…
「難治性腎臓がん」になり、余命半年、2年生存率が0%という状況を乗り越えた著者の体験。「メッセンジャー」という雑誌の編集長であり、またシンガーソングライターでもある。 リンク 腎臓摘出手術を受け、その後の抗がん剤治療、1か月おき検査(再発の可能…
「インデックス投資」関連の書籍である。 山崎元さんが、インデックス投資の理論的解説。 水瀬ケンイチさんが、インデックス投資の実践。 というように、分担している。 すらすらと、一冊、読み終えてしまう。 面白かったのは、「ファンドマネジャーに聞く、…
東ユーラシアという切り口から見た唐。 最新の研究成果を多く盛り込んでいるようだ。 リンク 鮮卑系(遊牧系)、テゥルク系(トルコ系)や、ソグド人(イラン系)など、従来はあまり光を当てられなかった人々にも切り込んでいる。特に、(著者の専門分野であ…
この本、昔から知っていたが、今回、読んでみた。 「城好き」の私としては、外せない一冊だろうか。 まずは、読み物として面白く、一日疲弊した帰りの通勤時間でも、楽しむことができたのは感謝したい。如何に面白く、分かりやすく、情熱を持って書くか。と…
アマ○ンでは、400件近いレビュー。 類似書を含めると3000件ぐらいのレビューになるのではあるまいか。 しかも、大多数は好意的な評価である。圧倒的な影響力である。 リンク 私がフォローしている投資家の皆様にとっては、「何を今さら」な内容と思われる。…
たまたま出会った本。 ラーメン愛が感じられ、かつ、押しつけがましいところが無く、好感が持てる本となっている。ラーメンは好きだが、脂分や、添加物、塩分が苦手なので、あまり食べない私でも楽しめる本。 比較的簡単なレシピが紹介されており、作りやす…
株式投資をしている人には、よく知られた本だろうか。 私が紹介するまでもないし、アマ○ンのレビューも400件を超えており、レビュー内容も充実しているように感じられる。 リンク 分厚い本であり、読むのに時間がかかると見込んでいたから、年末年始に読んで…
実に面白い。 圧倒された。 【無人島に持って行きたい100冊】の候補。 リンク しかし、読みながら「トゲ」のようなものが、常に引っかかっていた。 ■本書の内容 戦後まもなく(1949年の秋、月島で、と書かれている)全国の農漁村に眠る膨大な古文書を集め、…
動画でも人気がある著者。 基本的な庭木の剪定の仕方をていねいに説明している印象である。 また、ご自身の「ポリシー」を強く持っていて、その「鬼気迫るような」「熱さ」が特徴でもある。 前半は、剪定の基礎的な解説である。樹木の切り口に「カルス」が形…
親切、丁寧な記述の印象である。読んでいて安心できる。 私のような初心者でも「剪定」について、知ることができる。 ただし、上手くできるかどうかは別。 この本では、「なぜ」切るのかという点から、解説しており、大変勉強になる。やは り、何事も、原理…
まさに「好事家」(ディレッタント) 浮世絵について、専門的な見解が述べられている。 今の私にとっては「広重」が関心の的であり、最終章である、「第三章2」が最も興味深いものであった。広重の「スケッチ帖」なるものが、大英博物館にあり、その内容と…
いい本だ。 私の好みである。 広重の「名所江戸百景」(江戸百)という、江戸の浮世絵風景画120点を紹介する。詳しく紹介されているのは半分ほどであるが、巻末の索引で120点をリスト化している。 東海道を歩こうとすると、広重(安藤広重、歌川広重)に関心…
「東海道五十三次」と「食」。 なかなか面白そうなテーマだ。さらに、著者自身が日本橋から三条大橋まで20日間かけて、「連続で」歩き通している。 一泊あたり、数1000円の宿。 つまり「豪華な宿」ではなく、「商人宿」や「ビジネス旅館」(あえてビジネス旅…
面白い。そして役にも立つ。 とは言ってもこの本を読むのは何度目か?という状況なので、中身は全て知っている。 歯に衣着せぬ、そのスタイルが小気味良い。爽快感さえ感じさせる才能を持っている。 そして、やはり文章が巧い。 適宜に「煽り」を入れて、惹…
皆さまは、ムスタファ・ケマルの生涯について、どう考えるだろうか? やはり「偉大な生涯」だったという印象なのか。それとは違った印象なのか? それが興味深い。 本書は、ムスタファ・ケマル(1881-1938)の生涯を紹介した本であり、私の好みの本…
東海道五十三次にあった全宿場を、歩いて旅をするという趣旨の本である。とはいっても、一気に歩くのではなく、刻んで歩いている。長期の休みが取れない、一般的な人が出来る限界だろうか。 著者は、エッセイストで紀行作家というから、勤め人よりは自由な時…
湯之上隆さんの著作。日立製作所で半導体の開発に従事していて、事業悪化でリストラされ、再就職した職場もリストラ。苦難の日々を過ごしたという。その後、長岡技術科学大学客員教授や同志社大学フェローとして勤め、ジャーナリストとして活躍。 何となく、…
ドイツ文学者である池内紀先生の著作。 東海道五十三次関連の書物は、数多あるが、この本は異色だと言ってよいのだろうか。宿場ごとに、文化や歴史のテーマで考察していくスタイルである。東海道五十三次のガイドブック的な本ではない。視点も独特で面白く、…
大変面白かったが、共感できなかった本。 また、新たな知識も、ほとんど得られなかった。 しかし、面白かったのは事実。 この本で、秀逸なのは、タイトルである。編集者が考えたのかもしれないが、このタイトルだけでも、売り上げが大幅にアップしたことを想…
古い本だが、こういう、実用的で、薀蓄の塊のような本を、私は好む。 地図も詳しいし、解説が淡々としていて読みやすい。実際に東海道五十三次を歩いた人達の意見を反映したように感じられる。 分冊になっているので、一冊当たりの分量は少なく、重量も軽い…
万葉集の入門書。 古い本である。発売日は、昭和40年2月16日ということだ。 万葉集の入門書としては、優れているのかもしれない。 著者は、幼いころから万葉集に接していて、50年の間、万葉集を研究してきたという。 賀茂真淵は、万葉の歌の特徴として「ます…
東海道五十三次の薀蓄を集めたような本。 個人的に、大変面白い本だった。日本橋から大津まで、東海道五十三次の街道沿いの薀蓄で溢れている。通勤途中の、辛い気分のときに読むと、心が軽くなる。明るい本で良かったと感じられる。 ただし、人気のない本で…
ちゃんと歩ける東海道五十三の【西】。 見付宿から京三条大橋までの行程である。 持ち運びに便利なように小型の書籍であり、読んでいるだけで、楽しくなれる書物でもある。現時点で、京都まで歩けるかは不明であるが、いつかのときのために、知識として蓄え…
「はじめに」と「おわりに」が面白かった。残念ながら、それ以外は、読むのが疲れた。「原稿が書き終らないので、無理やり、字数を埋めて行った」そういう本のように感じられた。 ■自分メモ(よく知られている内容と思われるが) レオナルドは、膨大な手稿を…
「鈴木宗男事件」により、2002年に外務省を罷免され、ライデン大学やプリンストン大学で勤務。北方領土関係の書物を読むと、東郷和彦さんの名前が多く出てくるだろう。たとえば、佐藤優さんの著作。 母方の祖父は、東郷茂徳。第二次世界大戦終戦時に外務大臣…
本書を読むのは、何度目か。何度読んでも面白い。私はそれなりに「新約聖書」を読んでいるので、意見をしたい点もある。だが、このお二方の圧倒的な対談が非常に刺激的で、かつその才能と言うか、知的なところが、「さすがだな」という気分だった。当たり前…
読まなければよかった。 それが、第一の感想である。 暴虐の限りを尽くすソ連。まさに悪行、悪辣、蛮行、どんな言葉を持っても表現できないような凄まじい行為。そういうのが、悲しく辛く、読み進めるのが地獄のようだった。 何度も何度も止めようと思った。…
東海道五十三次を、いつか歩きたいと思っていた。 今は、あまりにも時間が無いので定年後とか。 いろいろと調べているうちに、この本に行きついた。 サイズは小さくコンパクトに纏まっている。 もっと大きなサイズの本だと思い込んでいた。 このサイズ感は、…
JTBパブリッシングの本。 建築入門として読んでみた。世界各地で、様々な建築を見てきたが、やはりというか、しみじみと感じるのは、体系的な知識が不足していることである。建築を表面的にしか見ることができていない、つまり、もっと深く見ることができな…