3万ペソで楽しく暮らす

住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

イオン(8267)隠れ優待が来た(割引券)

イオン(8267)議決権行使の御礼として、

割引券つきのハガキが来た。

 

商品の種類によって異なるが、

5%引きか10%引きを2026年7月31日までに1日使えるというもの。

(写真は自粛)

 

5%引きだと、毎月、20日、30日は5%引きだから、あまりメリットが無いかもしれないが、気を遣ってくれただけでも嬉しく感じる。

 

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【読書日記】イスラーム国の衝撃 池内 恵

 

面白い。

流石に文筆業で生きている人は、読ませる文章を書く。

 

生活が、かかっている。

もっといえば、命がかかっているから、それも納得がいくのかもしれないが。

 

本書は、「イスラーム国」「イスラム国」「IS」「ISIL(アイシル)」「ISIS(アイシス)」などと言われている団体に付いての一般向けの解説書である。

 

個人的に、ムスリム国家を、旅してきて、その面白さ(そして恐ろしさ)は、心の中に沁み込んでいる。「アラブの春」前の、シリア、レバノン、ヨルダン、UAEやオマーン、イエメン、それにエジプト、スーダンなどにも旅をしたことがある。だから当地の生活が、「実感を伴って甦る」というような読書体験だった。

 

長い間、私の疑問は、何故、人質にオレンジ色の服を着せ、斬首などという方法を取るのだろうというものだった。自分なりに答えを出しては来たが、心から納得できた訳ではない。本書では、その疑問にも答えているが、やはり納得できなかった。

 

何故ならば、ここまでの「逸脱」は、さすがに多くの人には許容できなかっただろうし、もう少し違った方法を取っていれば、もしかしたら「統治」することができたのではないかと考えるからだ。恐怖での統治の限界(つまり失敗事例)を、私は感じている。

 

また、機関紙「ダービク」も事実誤認や決めつけも多く、その主張に納得できない点も多々あった。しかし、それこそが、「イスラーム国」の力の源泉だったのかもしれない。そして、崩壊の原因でもあったと。

 

この本を読んでいると、そういうことを考え、それが読書体験の幅を広げた。

 

■以下自分用のメモ

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アンサール:アラビア語で「援助者」や「助力者」を意味する。ムハンマドが迫害を受け、メディナへ移住したときに、援助し共に戦ったメディナの住民たちをいう。現代では、一般的に、イスラームの協力者のこともいう。

 

ダーイシュ:「イスラーム国」のアラビア語名称の略称。相手を「踏みにじる」(ダーイス)というアラビア語に響きが似ているので、蔑称として使われる。

 

ダービク:「イスラーム国」機関紙。この名前の由来は、シリア北西部のアレッポ県北西部にある村である。イスラム終末論で、ダービクを防衛するムスリムに対して、キリスト教徒が侵略戦争を起こし、ムスリムの勝利によって終わりが始まるとされている。そのような逸話を意識して、機関紙の名称を決定したと考えられる。

【読書日記】習近平と中国の終焉 富坂聰

 
非常に面白く刺激的でもあり、私の中国体験ともリンクするところもあり、楽しめた。ただし、早く読めてしまうので、もっと読みたくなるというのが、感想文。
 
以下自分用メモ。
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薄熙来:打黒と唱紅。「打黒」汚職や犯罪の摘発。「唱紅」毛沢東時代の革命歌を集団で歌わせる。大衆の熱狂的な支持を得る。私が思い出したのは、「文化大革命」いわゆる「文革」である。しかし、危機を覚えたのは私だけではなく、「共産党幹部」も同じである。「薄熙来事件」と呼ばれる汚職・スキャンダルの摘発により失脚した。「共産党幹部」であるからは、「叩けば必ず埃が出る」(本書の記載)から、摘発はフェアでないのかもしれないが、「人民の怒り」を極度に恐れる中国共産党は、「人民の怒り」を煽るような政治手法に危機感を抱き、摘発に踏み切る。(無期懲役)
 
汪洋:父が早世、安徽省宿県の食品工場(現在の宿州市)で労働者として働き、そこで頭角を現す。「凄まじいスピード」で出世し、重慶市書記として、経営を任され手腕を発揮。「最終テスト」という位置付けで広東省書記に任命。西側政治家にも通じる政治手法である。だが地味な「改革」であり、実績を評価されにくい。他の国々も同じだと思われるが、派手なパフォーマンスをする政治家の方が目立ち、評価される。中国共産党中央政治局委員(2007年10月)、その後、中央政治局委員から外れる(2022年10月)。
 
習近平:父親は元副首相。父は文化大革命で追われ、習近平自身も辛酸を舐める。「下放」(地方の農村などに送り込まれて労働に従事)された後、1974年、中国共産党に入党頭角を現す。中国共産党の方針として、地方を経験した若者を中央に呼び寄せるというものがあり、抜擢され活躍。(その後は、ここに書くまでもない)
 
太子党と共青団:中国の政治は往々にして、太子党と共青団と書かれるが、必ずしもそうとは限らない。習近平は、太子党。胡錦濤や李克強は、共青団とされる。
※太子党:高級幹部の子弟、共青団:コネを持たない実力派の官僚
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一番恐ろしいのは、中国が、台湾や日本を巡り戦争を始めることであるが、中国の状況を知れば知る程、それも否定できないなと感じられた。自分が戦場で、あっという間に命を落とす。ミサイルやドローンに対して、小銃で防戦する。そのような愚かな防衛戦しかできないのではないか。いやそれすらも出来なくて、一方的に殺戮される。そういう近未来を考えてしまう。それを回避するには、いったいどうしたらよいのだろう。そういう疑問が常に頭から抜けない。

【読書日記】新書 昭和史 井上寿一

アマ○ンのレビューにもある通り、読みやすい本である。
しかし、数々の疑問も浮かんでしまった。つまり全てが同意出来る訳ではなかった。
 
副題にもある「短い戦争」と「長い平和」という切り口で記述が進み、(類書とは違い)「8月15日を契機に何もかも変わった」という記載ではなく、歴史の連続性を丁寧に書き進めている。
 
とくに近代、現代の歴史は、歴史といいつつ「政治」が絡んできて注意を要すると思っている。本書は、慎重にバランスを取る記載を丁寧に進めていると思われるが、「政治」から完全に脱却できていないのではと感じてしまった。

 

私にとって「政治」は、とても恐ろしいものであるから、つい警戒してしまう。

 

繰り返しになるが、分かりやすく面白い本だし、特定の思想に傾斜しないように、慎重に記述しているが、「政治」からの影響が完全に排除できてはいないのでは、というのが感想文。