こんな本を読みたかった。
面白すぎて読むのを一時的に休止することが、なかなか出来なかった。
読んでいる間の、爽快感のようなもの、それがとても楽しかった。
怪著であり、快著でもあり。という感想だったが、清水克行さんの「あとがき」に「奇書」というのがあり、なるほどと納得した。
山口晃さんの表紙も、いい味を出していて魅力的だった。
非常に楽しめた(私にとっての)良書と言ってよいだろう。
引用p205
高野 辺境を知ろうとするときに歴史が役立つみたいに、歴史を考えるときに辺境での見聞が役に立つということですか。