3万ペソで楽しく暮らす

住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

福島第一原子力発電所から5キロ、代行バスの思い出

(コロナ禍前の話)

 

3.11の震災で大きな被害を受けた東北地方。

個人的な事情により、この地域は身近な存在であった。

 

震災で、常磐線も大きな被害を受け、代行バスが運行されていた。

代行バスは、福島原発付近の国道6号線を通行する。

 

私が行った時は、浪江駅-富岡駅間。

(当時は)帰還困難区域とされていた。

 

バスに乗るとアナウンスがある。

放射線の影響が懸念されますので、窓は開けないで下さい」

 

国道6号線

 

福島第一原子力発電所から5キロ程度しか離れていない地域も通過するのだ。

人通りが無い道を代行バスは行く。

 

浪江町

双葉町

大熊町

富岡町

 

街には、人が少なく、物悲しさを感じる。

草に埋もれた建物も多い。

 

ここで生活していた人たちは、今どうしているだろうか。

重い気分になる時間である。

 

自分の運転で、この道を通ったこともあったのだ。

数えきれない思いが去来する。

 

 

代行バス車内

 

草に埋もれたコンビニ

 

コメリ

 

ドラッグストア