凄い才能だ。
抜群に面白い。
著者の力量も、さることながら、
この企画を実現した編集者の力量も(見えてこないが)評価すべきだと感じる。
もう一度、同じことを書いてしまうが、
抜群に面白い。
路線バスの「総合職」として1年半勤務。
そのうち「運行管理者」としての業務について詳しく書いている。
「運転手が不足し、明日のバスが運休になってしまう」
「宿直勤務の後、(本来は午前中に帰宅できるはずが)18時まで勤務が続く」
「営業所で手作りする【うどん】」
「お客様、あるいは地域住民、あるいは一般ドライバーからのクレーム(罵倒)対応」
なかなか、面白い。
ツボを心得ている。
バスに付いて、ほとんど知識が無かったが、
新たな知見も得られ、読んで良かった本である。
逆境路線バス職員日誌 車庫の端から日本をのぞくと [ 綿貫渉 ]
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