クレジットカード不正利用
本件、多くの人に共有した方が良い、有益な情報と考える。
- 封書
カード会社から、封書が届いたのは12月下旬。
「(略)第三者による不正利用の疑いがあるお取引を検知いたしました。(略)」とあり、身に覚えがない取引の場合は、「カード再発行届出書」に署名して欲しいとのこと。
¥83,090の取引で、フリマ系のサイトでの利用のようだ。そのサイトは利用したこともなく、その金額にも内容にも、覚えがなかった。
つまり、何らかの手段で、カード情報が漏れたということになる。
- カード概略
このカード、実は、ほぼ使用してないものであり、「家電量販店」のポイントカードを作る時に、付随してクレジットカードの機能を追加したものである。
クレジットカード機能は、一年に一回ぐらいしか使用しておらず、コロナ禍以降は、ほぼゼロ。ただし、ポイントの有効期限があるので、(有効期限を延ばすために)ポイントカードとしては使っていた。それでも、一年に一回か二回。
ネットでも使わないのに、何故、情報流出したのか不可解である。
- 予想
予想でしかないのだが、つまり証拠は何もないのだが、その直前、3週間ぐらい前に店舗でポイントカードとして見せた。しかし、店員にカードは渡さずに、自分自身で端末に読み込ませた。そのときにスキミングされたのか。しかし、その可能性は低そうだ。
家電量販店のサーバーに侵入されて情報を盗られたのか、そんなことを考えていた。
- 対処
書類を書いて再発行申請し、カードが届いたのは1月下旬だった。
- 追加の疑念
「カードの不正利用」がそもそも事実と反するものであり、カード情報を搾取するために、一連の事案が行われていたという、「巧妙な罠」である疑いも持っていたが、カード番号等の個人情報の提供を求める場面には出くわさなかった。
- 刑法
気になったので刑法を調べてみた。
刑法163条の2第1項が、クレジットカード不正利用に適用されるようだ。
刑事罰は、10年以下の懲役または100万円以下の罰金。
社会的信用を失うから、カタギの人はやろうとも思わないだろうが、これぐらいの刑事罰であれば、踏み外してしまう人も多いのかもしれない。
- その後
クレジットカード会社の明細書は、用心深く確認するようになった。しかし、ネット上での明細書は、読み込むのが遅く、画面のレイアウトも見づらいので、不満である。
今回、郵便事故などで「封書」が届かなかった場合、不正利用に気が付かなかった可能性もある。
また、他人から「不正入手したクレジットカード情報」を平然と使用できる人々も一定数いるというのが、改めて実感させられた。
もしも不正利用に気が付かなかったらと考えると、大変恐ろしい事態である。
使用頻度が低いカードは整理(解約)した方が良いのかもしれない。
今回、改めて強く認識させられたことは、「利用明細の確認」は必須であることだった。