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【読書日記】認知症を知る 飯島裕一

この数年で、認知症が身近な存在になってしまった。

自分自身も、いつかはそうなるだろうと意識して生きていく。

 

そういう訳で、手に取るようになった認知症関連の本。

信濃毎日新聞で上田出身という記載があった。新聞記者だけあって、文章は読みやすい。随所に新聞記者っぽい記載が見られ、やはり新聞記者なのだと改めて思い出させられた。

 

著者の母親が認知症ということで、大変身近な存在として書かれている。

参考になったのは、やはり運動や食事の大切さ。そして日常生活をいかに明るく楽しく過ごしていくのかということの大切さ。

 

認知症の本は、それなりに読んでいるが、この本で得られた新たな知見というのは少ない。改めて、認識させられたのは、悲壮感のようなもの。暗い気分になるのは嫌だ。

これを書きながらラテン音楽のバラード(Luis Fonsi - Aqui Estoy Yo)を聴いている。

 

本書で触れられている、下記の参考文献が参考になった。

 

認知症とは何か」小澤勲岩波新書

うつ病の現在」佐古泰司、飯島裕一(講談社現代新書