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駐ベオグラード中国大使館誤爆事件の現場に行ってみた話

(これも10年以上前の話)
ベオグラード中国大使館誤爆事件

ベオグラードに行った時、旧中国大使館に行ってみた。

ここは、駐ベオグラード中国大使館「誤爆」事件の現場である。

 

本当に「誤爆」だったのかは分からないが、故意にやった可能性も高い。

少なくとも多くの中国人は、故意にやったと信じた。

当時、中国は、ユーゴスラビアを支援していたためである。

 

背景

もともとは、ユーゴスラビアから「圧迫」されていたコソボ在住のアルバニア系住民(コソボの大多数がアルバニア系住民だと言う)を救うため、NATO空爆を行った。

 

発生日

1999年5月7日、精密誘導弾による攻撃を受けて、ベオグラードの中国大使館が攻撃され29人の死傷者を出している。(死者は確か3名。ジャーナリスト)

NATO側は、誤爆であると釈明。標的だった「ユーゴスラビア軍総司令部」から180メートルしか離れていなく、形や大きさが似ていたと説明した。

私が見た限り、この大使館の巨大さは目を引くし、説明としては辻褄は合う。

 

中国国内の反応

中国では、激怒した「市民」が北京のマクドナルドを破壊した。

 

余波

攻撃に「関与」したCIA中佐のベネット氏は、責任を取らされてCIAを解雇される(2000年)。2009年3月22日、公園を散歩していたベネット氏は、遺体で発見され、一緒にいた妻も重症を負った。不審な白いバンが目撃されている。

 

 

中国大使館遠景

 

アングルを変えると こんな写真が撮れる

 

裏に回ると破壊された生々しい様子が見える