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住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

体調不良で苦しんだ話2

家族が「溶連菌」に感染した人と、

一緒に仕事をしてからのち、強烈に症状が悪化した。

 

特に苦しかったのは胸である。

咳をする度に、激痛が走る。

 

どう考えても、肋骨が折れているとしか思えない。

苦しくて「のたうち回る」程である。

 

これはもうダメだ。

土曜日に開いている耳鼻科に向かった。

 

「溶連菌の疑いのある人と一緒に仕事をしている」ことを伝えた。

「この症状だと、【溶連菌】とは違うように見える」というのが医師の診断であった。

診断の後、喉の痛みに効果がある漢方薬を処方された。

 

そのときの「失望感」。

「奈落の底」とはこのことだ。

 

抗生剤であれば、溶連菌にも効果があると思われる。

それなのに、喉の薬のみ。

 

しかも、漢方薬

漢方薬に恨みはないのだが、子供の頃、苦い漢方薬を飲んだ記憶が消えず、

そして効果も限定的(というより、そのときは効果なし)だったのだ。

漢方薬」と聞くだけで、嫌な気分になる。

 

土曜日、日曜日、薬を飲んで寝ていた。

もはや、起き上がる気力もない。

胸の激痛に、のたうち回りながら。

 

月曜日、痛み止めを飲み、出社した。

 

そのときは、「隔離された場所」での作業(実験の都合)だったので、他の人と接触する可能性は低く、倒れそうになりながらも業務を行なった。

しかし、症状は重くなるばかりである。

 

火曜日、朝起きると、休暇を願い出た。

これ以上は、無理だ。

 

体に鞭を打ち、歩いて医院に向かう。

そして医院の「開院前」に並ぶ。

 

時間に余裕があれば、予約も可能なのだが、当日の朝では難しい。

慢性的に混んでいるのだ。

 

「処方された薬を飲んでも、症状は悪くなる一方である」

「職場の溶連菌の疑いのある同僚は、抗生剤で治った」

というようなことを訴える。

 

診察をするが、やはり「溶連菌の症状とは違う」という。

「検査キットが切れていて検査のしようがない」とのことだった。

 

だが今回は「抗生剤」の処方箋を書いてくれた。

年末が近く、このまま治らなければ、苦しみが続くばかりだから、だろうか。

 

診察が終わったのは10時。

処方箋を持って、薬局に行き薬剤を購入すると、私は会社に向かった!

炎上プロジェクトに投入されており、休めるような状況ではなかったのだ!

社畜」という存在があるとすれば、私もそのカテゴリーに入る。

 

炎上プロジェクトの行方が気になって、休んでいられないのだ。

行きたくもない職場に、体に鞭を打ちながら向かう。

 

bp-en.hatenablog.com

 

抗生剤を摂取し、痛み止めも飲み、ふらふらになりながら、仕事をする。

 

そして、翌日の10時。

抗生剤の摂取から「24時間後」。

 

あっ

 

と気が付いたら、体が軽くなっていた。

 

喉の痛みもない、頭痛もない。ただし、胸の痛みは残った。肋骨が折れているとしたら、治るのに一ヶ月は掛かるだろう。

 

そして、私は、そのまま、処方の通り、

抗生剤を飲み続け、5日後には、完全に戻った。

・・・ただし、肋骨の痛み以外は。

 

そして、胸の痛みが出て約1ヵ月後、ついにそれも治ったのだ。(1月中旬)

 

体調不良が始まってから、2か月の苦しみ+2週間(肋骨の激痛)。

やっとのことで、その苦しみから解放されたのだった・・・