3万ペソで楽しく暮らす

住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

雑務について

雑務や雑用に近い業務を依頼されることが多々ある。

その理由の大半は、自分自身の姿勢にあるのだろうと考えている。

 

1)面倒な依頼を頼まれても、気安く引き受ける。

(どうせやるなら楽しくやろうという姿勢)

2)いつまでも持ち越したくないので、すぐに処理をしてしまう。

3)そうすると、また頼まれる。

4)頼まれても、また気安く引き受け、すぐに処理をしてしまう。

5)そうすると、また頼まれる。

 

最悪なことに、「誰もがやりたがらない【非常に面倒】で、何の【成果】も得られない作業」を「面白そう、やってみたい」と思ってしまう異常性を、私は持っているのだ。

 

今では、設備管理、職場のスペース管理、予算管理、フロン管理者、他の特殊機器の管理、特殊物質管理など、時間の掛かる役割を割り当てられ、面倒な作業は私に依頼が来るようになってしまった。

特に酷いのが「予算管理」で、この煩雑さと、調整の手間(自部署、他部署含め)は、救いようがない。言ってしまえば「カネの取り合い」だから、キレイな話などはないのだが、そのドロドロしたところを垣間見られているのは、ある意味幸せなことなのだろう。

 

上記のような、いわるゆ雑務でも、それぞれ「固有の手法」があり、経験がないとすぐには出来ないものばかりで、それも依頼が集中する理由である。

 

さらに、テレワークが普及し、多の人が在宅勤務になる中、私は不運ながら在宅勤務ではない。だから、出社しないとできない業務も集中してくる。

 

荷物の受取・発送、(詳しく書けないが)他の雑務も依頼が来る。どうせ誰かがやる必要があるのだから、楽しくやろうと、頼まれたら早目に処理をする。

 

そんな訳で、裏方的業務に詳しくなって来た。

予算管理(の一部)は、ある意味有益で、「業務の屋台骨」をこっそり知る機会に恵まれている。どこに幾らの予算が使われているのか、知ることができてしまうのだ。一般社員は、いちいち見ないような経理のサイトで、予算執行状況も確認可能である。

 

つくづく感じるのは、総務部の影である。

先にも書いたが、管理業務は、慣れないと対応できないような複雑な手続きが必要である。何故こんなに意味もなく煩雑にしているのかと、毎回毎回、疑問に感じる。ウェブサイトの作りも、少し工夫をすれば、使いやすくなるのに、毎回毎回、同じような手順を踏まなければならない。

【「総務部業務」を増やすことを目的】としていると、感じられてしまう。できるだけ非効率な方法をとることで、総務部の地位を高める。「総務部のための仕事」が多すぎて、本職(社外からおカネを稼げる業務)が、ないがしろになってしまう。こうやって、日本企業は疲弊し、衰退していくのだろうと感じられる程に。

 

三洋電機、シャープ、東芝、などを連想してしまうが、もちろん、それだけが要因と言うつもりはない。