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【ラテン音楽】Eros Ramazzoti - Donde Hay Musica イタリアのシンガーソングライター

Eros Ramazzoti(エロス・ラマゾッティ)。またもイタリア人。「イタリア人繋がり」で、やはりこの人を外せなかった。独特の歌声が、いつまでも心に残る。各種情報を勘案すると、イタリアではメジャーなアーティストであり、欧州各地でも人気があるようだ。

スペイン語もイタリア語も、それなりに勉強はしたが、全くもって得意ではないし、音楽も「とある楽器」の演奏者だったが、これもまた才能なかった。そんな私が、片手間で紹介し始めたラテン音楽だが、止まらなくなってしまった・・・

スペイン語のバラードを聴くのが、何よりも好きなのだ。そしてそこから派生して、ラテン系の音楽を日々聴くようになってしまった。もはや、それは、私の人生に無くてはならないものである。

 

閑話休題

Eros Ramazzoti(エロス・ラマゾッティ)は、1963年10月28日イタリアローマ郊外の「チネチッタ」生まれ。「チネチッタ」というのは「映画の街」を意味し、映画スタジオが並ぶ地域であるという。父親がミュージシャンであり、音楽の環境で育った(はず)。8歳のときに、このミュージシャンの父親からギターをプレゼントされて音楽に打ち込むようになったという。

デビューに関しては、こうだ。1984年のサンレモ音楽祭に「Terra promessa」で出場、Voci Nuove(新しい声)という「新人部門」で優勝してから、注目が集まるようになる。つくづく思うのは、こういう「運」のようなものは、人生において「とても大切なもの」なのだなということ。才能溢れる人は、恐らく、数多く居るに違いないこの世の中で、脚光を浴びることが如何に難しいか。皆さんも良くご存知のことだと思う。

1986年のサンレモ音楽祭に、3年連続で出場し、このときは一般部門で優勝。これで、人気が不動となり、同じ年にリリースした「Nuovi Eroi」が、欧州各国でのチャート1位になる。こちらのCDも聴いたことがあるけれど、イタリアのポップミュージックとはこういうものかと、心に沁み渡るようなものがあった。イタリア人の世代によっては「青春の思い出」的な音楽なのだろうと勝手に推測する。昭和の懐かしい日本の音楽とも被った曲調もあり、外せないアルバム(当時はLP)なのかもしれない。この時代、確かまだCDは無かったはず。

 

私が持っているのは、「Donde Hay Musica」というアルバムで、これは2018年に買ったものだが、そもそもが「La Cosa Mas Bella」という曲に心を動かされて買ってしまったのだ。このミュージックビデオは私の心を強く打った。この風景、Eros Ramazzotiの歌声、行動、表情。荒野を行き交うEros Ramazzoti。繰り返しになるかもしれないが、最も特徴的なのは、その声である。その魅力が忘れられなくて、外国のCDを購入したのだった。(今まで紹介してきたCDも、ほぼ外国のCDなのだが)

「La Cosa Mas Bella」という曲を目当てに購入したものだが、「Donde Hay Musica」を始め他の曲も、印象的なものがある。スペイン語繋がりで、イタリア人を紹介しているが、人生の幅を広げてくれる音楽が、まだまだあるのだ。だから私はその魅力に逆らえないのだが、仕事の都合上、楽しむ余力が無くなってしまい、大変残念で仕方がない。

 

■La Cosa Mas Bellaより

(アクセント記号、その他スペイン語表記、そしてもちろん、スペイン語訳が正確にできていないのは私のテキスト打ちと、語学力が未熟なため)

?Como somenzamos?, yo no lo se どうやって始める?わからない

La historia que no tiene fin 終わりが無い物語

Ni como llegaste a ser la mujer どうしてその女性だったのか

Que toda la vida pedi 私が生涯求めていたこと

Contigo hace falta pasion あなたには情熱が必要だ

 

 

こちらが、昭和的な魅力満載の、イタリアンポップスの憧憬的なアルバム。

Nuovi Eroi

Nuovi Eroi

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