やっぱり記録として残しておきたい(私にとっての)因縁のアルバム。
どこが因縁かというと、私が南米で買ったCDに入っていた。しかも2曲。(訂正:確認したらSon De Amoresのみ、つまり1曲だった)
それがAndy y Lucasである。
(yはスペイン語でandの意味)
アンディ&ルーカスは、スペインのカディス出身の二人組(デュオ)。
スペインの港湾都市。
さてさて、このCDの特徴としては、フラメンコっぽい哀愁。
そしてそれに反するような明るさだろうか。
あえて3曲選ぶとしたら、以下。
Son De Amores
Tanto La Queria
Hasta Los Huesos
例えば、Tanto La Queriaなどはスペイン語圏では大ブレイクしていて、youtubeの再生数は3億回とか、そういうモンスターレベルである。
■Tanto La Queriaの歌詞一部(文法が出鱈目、直訳風)
Porque eres la cuna que mece sin nada
あなたは何もなくても揺れる 揺り籠だから
Porque eres la lluvia que no hace mojar
あなたは触れても濡れない雨だから
Sin ti yo veia tardes de historias
あなたなしで僕は物語の夜をみていた
Historias que nunca quise ver acabar
終わりを知りたくもない物語を
3連符がまるで空を飛ぶようだ。
Tanto La Queria(とても愛していた)の、Tantoは、「たくさん」のという意味で「たんと召し上がれ」というときの「たんと」は、スペイン語のTantoと関連があるのでは、という説もある。(本当はどうなのか分からない)
それにしても、スペイン語は「愛」の歌が多い。日本語の「愛」とは微妙に意味が異なりそうな愛。死ぬ(moria)ほどの愛。
(moriaっていう単語が、歌詞の最後の方に出てくる)