Franco de Vitaも「世界一周」に関連したスペイン語のアーティストである。ベネズエラ(懐かしい)カラカス生まれ、イタリア移民の子。3歳でイタリアのローマへ戻り、13歳で再びベネズエラへ。
痺れる程の巧さがある曲の数々。CHAYANNEの項でも少し紹介したが、実力派アーティストと言ってよいだろう。
私が紹介するのは「Stop」というアルバム。
英語のタイトルだ。スペイン語の歌では、英語のタイトルを付けるのは珍しい。
しかも、このアルバムのジャケット写真は、私の好みではない。済みません。
このアルバム「Stop」は2004年発売だから、まさに私が南米から中米、メキシコ、アメリカ界隈を旅していた時期と重なる。(つまり、私が知っている曲が多い)
このメロディ、この歌声、歌詞、古いラテンの雰囲気が出ていて堪らない。
Franco de Vitaというと下記のような曲が思い浮かぶが、
Tú De Que Vas
Si la Ves
No Basta
Tú De Que Vasが一番のお気に入りの曲である。
歌詞はこんな感じだ。
Si me dieran a elegir una vez mas
もしもう一度 選ぶ機会を与えられたら
Te elegria sin pensarlo
何も考えずにあなたを選ぶ
Es que no hay nada que pensar
何も考えずに
Que no existe ni motivo ni razon para dudario ni un segundo
疑う余地も理由も、一瞬たりともない
Porque tu has sido lo mejor que toco este corazon
あなたは心に一番に触れてくれたから
Y que entre el cielo y tu yo me quedo contigo
空(天)とあなたの間 私はあなたと一緒にいる
Si te he dado todo lo que tengo
私が持っている全てをあなたに上げたら
todo lo que tengoまた出てきた。
そうJulieta VenegasのLentoでもあった。「私が持っているもの全て」という意味だ。
スペイン語も日本語に似て、こういう表現が好きなんだなと感じるのである。