3万ペソで楽しく暮らす

住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

ラジオを聴く(Me gusta escuchar la radio.)

私はテレビを持っていない。

「テレビを持っていない」と言うと、驚かれることが多かったが、最近は「ネットで情報を得るからテレビは持たない」という若い人もいるらしい。私の職場では、そういう若い人が一人いた。

 

テレビを持たない生活をして13年ぐらいは経っただろうか。

その前も、ほとんど見ていなかった(見る時間がなかった)から、もっと長い間テレビとは無縁の生活だった。そのためか、テレビに出ているはずの有名人のことをあまり知らない。知らなくても良いと思っている。

 

テレビが無いと、よいことが沢山ある。

1)まず時間を無駄にしなくてよい。家事や読書や他の趣味に没頭できる。

2)テレビ局の都合のよい情報を刷り込まれなくて済む。これは非常に優位な点だ。

3)無駄な電気エネルギーを節約できる。

ご存知のように、ラジオは、テレビと比べて消費電力が極めて小さいため、少しだけ電気エネルギーの節約になっているはずだ。

エアコンも、ほとんど使わないので、電気料金も比較的安い。

 

テレビが無いため、ラジオをよく聴く。

東京オリンピックも、サッカーワールドカップラグビーワールドカップ、野球中継、箱根駅伝などもラジオで楽しんでいる。

週末に、ラジオで野球中継を聴きながら、自炊をするのが楽しみだった時代もあった。引っ越しをしてからは、台所では受信感度が悪く、ラジオを聴けないので、ラジオを聴く頻度も減ってしまった。(窓側でしか聴けない)

 

だから、NHKラジオ第二放送がなくなるという報道に接して、大変残念だと感じた。NHKラジオ第二放送では、「気象通報」「基礎英語」「ラジオ英会話」「スペイン語講座」「ロシア語講座」など、子供の頃からお世話になってきたのだ。

 

時代の流れというか、局側は、高コストのAMラジオを止めたいのだろう。「FMラジオに一本化したい」というのが局側の意向だと推測する。

テレビで、ギャラの高い有名人を出演させる方が、コストは掛かるとは思うけれど、ラジオは儲からないから、コスト高に耐えられないのだろうか。

 

テレビのない生活なんて、時代に取り残されているような気がするが、たぶん、本当に時代に取り残されているし、もちろん、それでも構わないと思っている。