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【ラテン音楽】Amaia Montero - バスクの歌姫

Amaia Montero(アマイア・モンテーロ)は、1976年8月26日生まれ。

あの「La Oreja de Van Gogh」(ゴッホの耳)のボーカルで活躍していた。本名はAmaia Montero Saldías(アマイア・モンテーロ・サルディアス)。私にとっては、ラテン音楽の洗礼を受けた人とも言える。

生まれは、スペイン「イルン」。

「イルン」はバスク地方、フランスとの国境の街である。もし、会社を辞めて旅に出る機会もあれば、行ってみたい場所の一つが「イルン」である。グーグル・ストリートビューで見たけれど、南フランスを思わせる街並み。ヨーロッパはこういう地方都市(人口6万人)でも、しっかりと街並みを考えているのが凄い。

日本の乱雑な街も、ある意味、魅力とも言えるが、ヨーロッパの街を見ると、心が震える。日本の街は、懐かしさを感じるが、心は震えない。皆さんにも是非、この街並を見て頂きたい。余談だが、他にも行きたい場所はナゴルノ・カラバフアブハジアチェチェンタタール共和国、西チベット北アイルランドアイスランドリヒテンシュタインタジキスタンなど、まだまだ多い。民族や宗教の交差する場所は、何とも言えない魅力を感じる。

話は、アマイアに戻る。1996年から2007年まで、バスク出身のバンド、「La Oreja de Van Gogh」のボーカルで活躍。残念ながらその後、バンドを辞めソロとして活躍した。ソロアルバムのとしては、下に紹介したアルバムを私は所持している。私がこのバンドを知ったのはアルゼンチンを旅していたときだが、アマイアの、その声に魅了されてしまった。旅の途中で買ったCDも、「La Oreja de Van Gogh」だったから、あの旅の後半は、いつもアマイアと一緒にいたとも言える。

いつまでも「La Oreja de Van Gogh」のボーカルであって欲しかった。というのが私の我儘な願いの一つだったが、それは叶わなかった。「あのバンドのメンバー、よかったのに何でソロに転向したんだよ」と愚痴りながら、アマイアの歌を聴く。

ソロとしての印象的な曲は「Quiero Ser」(あたしが、なりたいもの)だろうか。明るい調子のこの曲を聴いていると、心が弾んだ気分になれるものだ。

アマイアと言えば、アレックス・ウバゴ様とのコラボ、「Aunque no te pueda」(何も恐れず)も印象的だった。ウバゴ様のCDを買った時に、この曲が入っていて、アマイアの声だと気が付いたのだ。あのときの驚き。そういうものの積み重ねで、私たちの人生は出来ているのだろうか。

アマイアなしでは、私のラテン音楽は語れない。スペイン語で歌う、最高の人がアマイアなのだった。

 

■曲紹介

Quiero Ser

Darte Mi Vida

 

■歌詞紹介Quiero Serより

 

静かで澄み切った言葉になりたい

夜明けに自由な魂になりたい

あなたが私を幸せにしてくれるなら

あなたに永遠の愛を誓う人になりたい

 

Amaia Montero

Amaia Montero

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