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住居費以外を3万ペソ(60万円)で楽しく暮らす。エンジニアのブログ。

ウクライナの旅(その8)リヴィウは楽しいカトリック文化圏

(1グリブナ≒25円)

 

リヴィウに着いてから、宿にチェックインし、オペラ劇場に向かう。

プログラムを確認した。

 

今日のプログラムは何だろうか・・・

「Лебедине озеро」と書かれている。

運がいいぞ。

 

ウクライナ語なのかロシア語なのか分からないが、これは白鳥の湖である。よく知っているプログラムだ。中央アジアののウズベキスタンでも、何度も見た。日本でも、その曲は親しんでいた。CDを持っていて、よく聴いていたものだ。つまり耳に馴染んでいる。それどころか、私はこの曲を演奏者として、関わったこともあるのだ。まさに青春の思い出が詰まっているのが「白鳥の湖」である。

 

劇場で、「白鳥の湖」のチケットを購入し、時間が来るまで、街をぶらつく。リヴィウに来てから、ロシア風の街から、中欧風の街に変わり、街歩きも違った気分になる。懐かしい感じだ。この街は、教会や博物館、そしてオペラ劇場など、見所は多い。歩いているだけでも楽しい。

 

時間が迫ってきたので、オペラ劇場に戻る。オペラ劇場の中は、豪華な作りである。ブエノスアイレスでは、チケットが安かったので(150円ぐらい)頻繁に通っていたが、そのオペラ劇場(コロン劇場)を思い出させる。

 

翌日は、博物館をずいぶんまわった。そして教会も。

 

「薬局博物館」が秀逸である。

そこへ行く前、カトリック教会で、コンピューター教師に話しかけられる。ひさしぶりの英語である。なんだか妙な感じだった。犯罪臭を感じたので、すぐ別れる。


「薬局博物館」は、併設された薬局でチケットを買うことになる。この薬局は、リヴィウ最古の薬局という話だ。古いビン、秤や、容器、多くの器具。そして薬草。それらが、古い棚に整然と並べられている。アンティークとしての価値も高いだろう。さらに地下室。宗教画のようなものがある部屋。ひんやりしたワイン蔵のようなものまであった。お土産用に、ワインも売っているということだ。「サリーズネ・ヴィノー」と呼ばれている「鉄のワイン」である。

 

リヴィウ歴史博物館は、写真ばかりで、実物の展示は少ない。今ひとつ。

宮殿(王の広間だったか)のある方は、広間がよいが、中庭はよくなかった。

 

武器博物館は、予想以上に展示物が少なすぎ。だが、私は、これだけの博物館があるリヴィウの旅に満足していた。何日いても楽しい気分になるだろう。

 

教会はどれもよかった。

カトリックのなつかしさ。

正教の不思議さ。

アルメニア教会の美しさ。

そういう複雑な文化を体験できることを、私は幸せに感じたのだ。

 

市場で買い物をする。自炊用である。また部屋で自炊をするのだ。ウクライナで最も楽しいのは市場(ルイ―ナック)である。ここには、安くて美味しい食材を「楽しく」入手することができるのだ。つまり、罵倒されたりはしないということだ。

 

夜0時過ぎ。宿の部屋にいると、近隣のディスコの音楽が聞こえてきた。驚いたことに、曲は、Daddy Yankee(ダディ・ヤンキー)の「Gasolina」である。これも、もちろんスペイン語である。南米で爆発的に流行していた曲だ。昨日のJuanesに引き続き、ラテン音楽である。しかも、スペイン本国でなく、ラテンアメリカ。コロンビアや、プエルト・リコである。

ウクライナで、この曲を聴くとは思わなかった。他には、ウクライナでよく聴いた曲なども流れている。曲名は分からない。

もはや、リヴィウは、ロシア文化やウクライナ文化から抜けた、別の文化が色濃く感じられる。

複雑な歴史だ。

 

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オペラ劇場

 

オペラ劇場の中