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【読書日記】老活の愉しみ 帚木蓬生

新しい情報は少ない。

 

例えば、「健康によい」食べ物:まごはやさしいよ

 

ま(豆)、ご(胡麻)、は(ワカメ=海藻)、や(野菜)、さ(魚)、し(しいたけ=キノコ類)、い(いも類)、よ(ヨーグルト)が健康に良いとしている。これよく言われるのだけれど、確かに納得できそうな内容だが、医者が本当にそれを言うかね?本気か。

 

また下記の3つはゲイジンガー・プログラムといって、健康のために薬品に変わる4つの食べものだという。

  1. 青魚
  2. ブルーベリー
  3. ブロッコリー
  4. 豆類

酒やタバコはダメで、筋肉を付けるのが必要で、笑いが良くて、年をとっても新しいことに挑戦し、カラオケで誤嚥を防止し、社会的孤立は良くない・・・いやもう、それ、何回も訊いたから。

「毎日笑っていたら、病気が治った」みたいな挿話もあり、読む気が急激に萎えてしまった。我慢して最後まで読んだが。

 

ちなみに、帚木蓬生氏は「閉鎖病棟」「逃亡」「蠅の帝国」などを書いている小説家である。私も、若いころ、読んだことがある。だから、だからこそ、もっともっと違う内容を期待していた。例えば、小説家で、医師である立場でしか書けないような内容などを。

 

余談だが、アマ○ンのレビューで、「巻末に参考文献が多数上げてあり、ちゃんと勉強しているのに感心した」というようなことが書かれているが、参考文献や論文は、自分に都合のよいものを選択できるのだから、かならずしも説得力があるとは限らない。エビデンス(笑)があるというだけで。そのエビデンス(笑)が、「正しい」か否かは、また別の問題である。