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【読書日記】イスラム教再考 飯山陽

私にとっての衝撃の書

事前の知識がなく手に取った本。

 

とにかく日本語で読める手軽な「イスラム教」の入門書を手当たり次第に読んでいる。

そして出会ってしまったのがこの本。

凄まじい破壊力である。

 

今まで読んできた本は、いったい何だったのだ?

池上彰中田考を読んだ時に感じた違和感の正体も、この本で明らかにされた。

それに「イスラムイデオロギー」的なものの正体も。

 

しかし素朴な疑問。

全方位に喧嘩を売るようなその手法の目的は何か?

現状に危機感を持っているから?

 

ある意味、本当に勇気のある人なんだと感じる。

「本当の権力者」(既得権益、学問上の影響売力、予算の分配力)へ正面切って喧嘩を売る。その手法には危うさを多々感じたが、その勇気には感服した。日本では特にマスコミに盾突くだけでも滅ぼされかねないのだから。

 

疑問点が多々感じられたし、危うさも感じられたが、この著者はバズる。

それが私の直観であった。

楽天の書評も私と似たようなものも多い。