「大化の改新」645年・・・
中大兄皇子(天智天皇)と中臣鎌子(中臣鎌足=藤原鎌足)。つまり、「中臣鎌足」として知られている人物から「藤原氏」は始まるとされている。
大化の改新は、国郡制度、班田収授法、公地公民制、租庸調などの導入(確立)で知られ、天皇中心の政治になったとされる、重要な出来事である。
藤原氏は、先の、中臣鎌足だけではなく、有名人としては下記のような人物を挙げることができる。(他にも多くいるだろう)
藤原道長・頼道は、「摂関政治」でも知られ、いわゆる平安時代で重要な人物でもある。
本書は、その藤原氏に焦点を当てて、詳しく述べている。その権力への執念は、凄まじいものがあるが、もっともっと、激しい歴史を想像していたが、やはり「日本的」というか、政治的なものが主である。
(すでに知っての通り)アラブ世界のような、血で血を洗うような抗争ではない。改めて藤原氏の「暗躍」を知ることができたが、アフガニスタンや、イラン、イラクの歴史に親しんでいた私から見ると、凄まじい抗争ではく、陰謀、讒言、左遷などで、じわじわと相手をなぶり殺しにするのは、現代政治にも通じて非常に興味深い。
個人的には、「なぶり殺しにされている立場に近い」ため、やられる方の悲哀を感じるが、殺す方は「自分は正義」と考えているのは、今も昔も変わらないのではと感じられる・・・
歴史には、示唆に富む実例が多数であり、興味は尽きない。
リンク